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付録2:MFクラウドのその他のソフトを使う(請求書・電子帳簿)

2023年10月29日

マネーフォワードには会計の外にも無料で使用できる便利な機能があります。 簡単に使える代表的なソフトをご紹介します。  

MFクラウド請求書

MFクラウド会計にはMFクラウド請求書というソフトが付いています。

設定も簡単で、インボイスの適用要件も備え、 会計と連動でき、 かつクラウドBOXという電子帳簿ソフトにも便利な連動機能があります。
MFクラウト会計を利用する方は是非一緒に使ってみて下さい。  

 

源泉所得税の天引きが必要な場合の請求書の作成

個人事業主で、〇〇士という職業やデザイナー・ライターなど一定の業務を行う人は、売上の請求をする場合に「源泉所得税」をあらかじめ天引きして請求する必要があります。

また、支払いをする側は、例え天引きされていなくても天引きする義務があり、これが税務調査で見つかると支払う人に追徴が課されます。

すなわち、デザイナーの方が天引きを忘れた場合、その得意先に源泉所得税の天引き義務違反の罰金が課されます。

 

源泉徴収とは何ですか?

源泉の規定は、所得税独自なので法人税にはありません。

よって、自分がが法人なら関係ありません。

対象は「売上側が個人であること」です。

 

また、源泉を引く義務があるか否かは、支払う方(請求先)が源泉徴収義務というものがあるか否かです。

対象は「支払側が個人又は法人で給与支払事務所等の届出」を出しているか否かです。 法人は一人でも社長が自分の給与をもらうので、原則届出が出ています。

 

源泉徴収されると何が変わりますか?

 

あくまでも税金は、「収入 - 必要経費 - 青色特別控除65万円(電子申告)」⇒ プラスの場合

 

給与の利益 + 事業の利益 - 控除額(基礎控除48万円・その他保険などの控除) ⇒ 所得がプラス

 

上記のような計算をしていって、それでもプラスがでたら税金が出ます。
細かい内容は12月に、おおよそ計算が終わるころに研修する予定です。

確定申告は、1年間の利益を正しく計算して、正しい税金を納税する手続きです。

会社員は年末調整が確定申告の簡易版です。

源泉は給与からも引かれます。
給与明細で引かれる項目に、所得税というのがありますが、それと同じものです。
1年が終わって、正しい計算をし、そこから前払いした源泉所得税を引きます。

ですので、年間の税額は同じですが、源泉が多いと 確定申告で納付する所得税が低い、もしくは還付になることがあります。
実際に計算が始まると、すぐに納得できる制度です。

 

クラウドBOX(電子帳簿)に保存する

2024年1月より本格的に電子帳簿保存法の適用が開始されます。強制適用されるのは、電子データの保存です。(電子帳簿やスキャン保存はまだ任意)

簡単な覚え方として、

・紙で届いた資料は、紙で保存
・データで届いた資料は、データで保存
と覚えて下さい。

 

具体的には、下記のようなデータについて

・メールで届いた請求書など
・アマゾンや楽天などのECサイトで購入し、明細が紙で届かないもの
・FAXで届いたもの
・その他、Webなどで届いたもの

 

下記の方法により

・タイムスタンプが付くソフトにアップロードする
・取り扱い規定を作成し、その手順に沿ってUSBなどに「日付・相手先名称・金額」を付して保存する
・紙に印刷して、おおもとのデータを消さずに保存する
(小規模事業者にとってデータ保存が思いの外困難ということが判明したため、例外として、原始データの保存をした場合には紙に印刷して保存してよいこととなりました。)