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Step3:会計ソフトを使ってみる

2023年10月11日

「自力で確定申告」コースでは、エクセルで資料を作成する方法とは別に、MF(マネーフォワード)というソフトを使用して確定申告をする方法も説明いたします。

非常に取引が少なくシンプルな時期はエクセルでも処理が可能ですが、だんだん業績が上がり、取引が多く複雑になってくると、エクセルの管理は煩雑で間違えやすくなります。  

 

コースの選択

    MFクラウドでは選べるコースが4種類あるため、あなたに一番合ったコースを選んで下さい。  

 

初期設定

    最初に名前や住所など、申告書等を作成するために必要な事項を登録します。  

 

ソフトに合った設計図を作る

 

きちんと家を建てるときに設計図が必要なように、きちんと経営をするためにも会計の設計図が必要です。 Step2で学んだように、事業用として普通預金とクレジットカードを各1つにまとめると管理できるようになります。 複数の通帳やカードがある場合には、簿記や会計の知識が必要でしょう・・・

 

<使う科目を決める>

科目 補助科目 内容
普通預金 〇〇銀行 事業用通帳 2つ以上ある場合は補助科目を作る
未払金 〇〇カード 事業用クレジットカード
未払金 (事業主借) 経費 現金領収書・プライベイトカード・キャッシュレス決済 他

 

会計には様々な方法がございますが、この講座では会計を勉強されたことがない場合を想定し、なるべく簡単な方法で管理できるよう、上記の方法に限定してご説明いたします。

 

金融機関を登録して入力作業を少なくする

   

 

クラウド会計の利点は、銀行やクレジット会社より取引のデータを自動で取り込むことが出来るシステムがあることです。 取引を1つ1つ入力する必要がなくなるため非常に便利ですが、その反面、きちんと設定し取込を行わなければ、何が何だか分からなくなるくらい混迷します。 そのため、設計図をあらかじめ作成してから取り込む機関を選んでください。 システムの説明はマネーフォワードのチュートリアル動画を参照ください。  

 

仕訳ルールを整理し効率を上げる

   

 

クラウド会計の醍醐味は何と言ってもAIで作成する自動仕訳です。

きちんとルールを作成すると驚くほど便利になりますが、何も分からずただ登録していくと驚くほど支離滅裂になります。

少し難しい設定ですが、ソフトを使用するのならば是非マスターして下さい。それと共に、全体の設計をともかくシンプルに分かりやすくすること、これが一番大切です!

 

AI自動仕訳用の経費帳

 

  MFクラウドを使用する場合、Step1・2で行ったような「勘定科目」を入力する必要がありません。 データ連動される預金などと同様に、「摘要」に入力した内容にAIが反応して勘定科目を自動仕訳しますので、なるべく統一した摘要を使用しながら上手に仕訳ルールを作成しましょう!

 経 費 帳 👈ダウンロード

 

     

 

なお、この経費帳に記入するものは以下のような経費です。

  • 現金払い領収書
  • PayPayやD払いなどキャッシュレス決済で支払った領収書
  • 個人用通帳から支払われるクレジットカードで支払った事業の経費
  • データ連携しない個人用通帳から支払った経費 (経費となるものは、クレジットカード明細にマークすると共に、1万円以上の買い物については明細が必要です。)