2019年9月27日
消費税増税まで、あと4日になりました。
本日は地味な経理の仕訳に関するお話です。
今までは税率が8%のみでしたので、あまり考えることなく伝票を書いたり、会計ソフトに入力をすることができました。
しかし、10月1日からは・・・
「食品」と「それ以外」では税率が異なるため、消費税の計算をする場合には分けて集計する必要があります。ちなみに定期購読の新聞なんかも8%だったりします。(キオスクは10%だけど)
飲食店の仕入なども、別々に仕訳をしたり、入力したり・・・
入力するたびに、いちいち税率を訂正するのは、本当に大変!!
一般によく使われる会計ソフトは、勘定科目を設定することが出来ます。
例えば、交際費の「手土産・贈答品」
交際費に 「食品 手土産贈答品」という補助科目を作って、税率を8%(軽減)に設定しましょう。定型仕訳も一緒に作ると便利ですね!
新聞図書費でも、「定期購読新聞」税率8%(軽減)という補助科目を作れば、自動に税率が入るので楽・楽。その他、福利厚生でも「福利厚生 食品」8% (軽減) とか、仕入では、「食品」8% (軽減) と「酒」10%など、今まで使っていた科目は一律10%に変更すれば一気に「複数税率バージョン」に早変わり!
ソフトによっては、10月から自動に10%へ変わるものもあるようです。自分の会社仕様に上手にカスタマイズして、少しでも複数税率の痛手を和らげましょう。
(政府は生産性の向上なんて言っているけれど・・・つじつま合わないなぁ~)
ところで、きちんと税率ごとの合計を記載した領収書や請求書等をもらうことも、とても大切です。経理は後から処理をするので、何を買ったか忘れてしまうと、分けて処理することが出来なくなりますね・・・
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